フロストのイタズラ事件からしばらくのちー。
アリス達の街に再び不穏な影が忍び寄ります…。
街張られた結界の力が弱まり青空が訪れたり、魔界からモンスターを召喚できなくなったり…。
「街の結界が弱まってる?」
「もしかして…魔界からの侵略がはじまるの?」
この不安定な状態に街の人々は不安を募らせている中、ベルガモット校長は魔法兵団を出動させることになりました。
時を同じくてし、突如現れた3人の魔術師達…。
街のいたる所で目撃され、「今回の件と何か関係があるのでは?」と、魔法兵団が警戒を強めていました。
しかし…街の守備で魔法兵団はこれ以上動けません。
そこでベルガモット校長はアリスとローズに魔術師達の様子を探るように命じました。
「また、お前達に頼みたいことがあるのじゃ」
「うんっ!わかったよ校長先生っ!!」
「おじいさまの頼みなら…仕方ないわね…」
元気に返事をする二人を見て校長は目を細めました。
しかし…今回は何か嫌な予感がする…。
あの魔術師達、どこかで見覚えが…。
それに彼らが持つあの魔石は一体…?
校長は「召喚モンスターの手助けがわりに」とカード型魔力増幅アイテムをアリス達に預けました。
「何か悪いことが起きなければよいのじゃが…」
こうして、今回のお話は始まったのです。
…はてさて、どうなりますことやら。