KONAMI J.B.STAR

KONAMI J.B.STAR奮闘記 第23回

「卒業生のいま」(前編)

KONAMI J.B.STARリーダーの瀧澤萌優です。

いつも応援していただき、ありがとうございます。
私たちKONAMI J.B.STARは、ヒップホップダンスの世界大会「2021 WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP」(以下、世界大会)への出場権を獲得しました。
今年の世界大会は、コロナ禍によりオンラインでの開催となり、9月に予選、10月2日(土)に決勝が行われます。※決勝は10月9日(土)に変更になりました。
このオンライン審査に向けて、演技動画を事前に審査員に送る必要があります。
そこで、私たちはいま、8月28日(土)にヨコスカ・ベイサイド・ポケット「横須賀芸術劇場小劇場」(神奈川県 横須賀市)で演技動画を撮影するための練習と演技の最終調整を行っています。

今年の4月3日(土)に行われた世界大会の国内予選、「ALL JAPAN HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP 2021」では、メガクルー部門※1、バーシティ部門※2、ジュニア部門※3の3部門で2位に入賞したものの、日本一を獲ることができなかったので、世界大会では1位を獲って、世界中の方々に少しでも笑顔になってもらえるような、「ハッピーダンス」を届けたいと思います。
※1 10人~40人編成のチームで競う部門。クルーの年齢制限はない。
※2 13歳~18歳のメンバー5人~9人で編成されたチームで競う部門。
※3 7歳~13歳のメンバー5人~9人で編成されたチームで競う部門。

今年の世界大会のメガクルー部門には、KONAMI J.B.STARの卒業生も参戦してくれるので、心強い限りです。今回は忙しい合間を縫って参戦いただくKONAMI J.B.STARの卒業生に、卒業後のいま、将来の夢、活動に関する思い出などを前編と後編の2回に分けて紹介したいと思います。

岡 澪里(おか みおり)
生年月日:1999年1月31日
KONAMI J.B.STAR 4期生

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    KONAMI J.B.STAR在籍時
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    現在
KONAMI J.B.STAR卒業後のいま
現在は、日本体育大学を卒業し、高校ダンス部のコーチをしながら、KONAMI J.B.STARの卒業生とダンスチーム(wood pecker)を組み、新たな目標に向かって努力しています。
KONAMI J.B.STARを卒業してもなお、ダンスを続けて、夢に向かって努力することができるのは、KONAMI J.B.STARで良いメンバーに出会えたこと、メンバーと踊る楽しさを知ることができたからです。

私の将来の夢
現在、指導しているダンス部を日本一にすること、そして、自分のチームでも活躍することです。
私は、KONAMI J.B.STARで2度、「世界一」を獲ることができました。
世界一を経験したからこそ、その時の感動、達成感を私が指導する生徒に感じてほしい。
今度は、指導者の立場として1番を狙いたいと思いました。
また、私もダンサーとして、後退することせず、活躍したいと思っています。

KONAMI J.B.STARでの思い出
1番印象に残っているのは、私がリーダーを務め、KONAMI J.B.STARとして、最後の世界大会に出場した時です。結果は、予選は1位通過、決勝では2位でしたが、メンバーと一生懸命、切磋琢磨して、ここまでやってこられたこと、全員がチームの為に努力したという感動から涙が止まりませんでした。
その時の思いが今でも忘れられません。そして、それが今の努力の源になっています。

KONAMI J.B.STARで学んだこと
KONAMI J.B.STARでは、ダンスの技術はもちろん、ダンスをする上での礼儀やマナーをたくさん学びました。挨拶や返事、整理整頓など、社会に出て役立つこと、当たり前のことを当たり前にする大事さを教えていただきました。
卒業後、指導していただいたことがどんなに大切だったか、強く実感しています。
社会に出ても、なお、学んだことを大切にしており、現在指導しているダンス部員にもKONAMI J.B.STARで学んだことを基に、指導しています。

卒業生として、今のKONAMI J.B.STARに伝えたいこと
努力の先にあるステージには、必ず緊張がつきものだと思います。
そんな時には、緊張を嫌がらず、緊張する場面にいる自分を誇りに思ってください。
並の努力では、到底辿り着けない場所にいることを忘れないでください!
その努力を支えてくれている人がいることを忘れないでください!
応援しています!!


園田 澪音(そのだ れおん)
生年月日:2000年6月1日
KONAMI J.B.STAR 6期生

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    KONAMI J.B.STAR在籍時
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    現在
KONAMI J.B.STAR卒業後のいま
現在は、東京ダンス・俳優&舞台芸術専門学校を卒業して、ダンスの仕事をしながらアルバイトをしています。主に振付制作の仕事に携わらせていただいています。
KONAMI J.B.STARに在籍し始めたとき、不安でいっぱいでしたが、先輩や同期にたくさん励まされて、続けていくことができました。
同じ目標を持ち、チーム一丸となって頑張れること、大好きなメンバーと目指す場所があることは、とても幸せなことだと今になって改めて実感しています。
今年は、世界大会のメガクルー部門のメンバーとして、あの大きな舞台に挑める幸せを噛み締め、まだ果たせていない"KONAMI J.B.STAR全員で"メダル獲得を果たします。

私の将来の夢
"唯一無二のプロダンサー"
私は、もともとダンスが好きでしたが、KONAMI J.B.STARに入って、最高なメンバーと出会い、難しい技ができるようになったことで、ダンスがさらに大好きになりました。
時には、「自分なんて、、、」と思う事もありました。その気持ちに負けず、続けてきたから今の自分があると思います。努力に勝る天才なし。これからも今の自分に満足せず、唯一無二のプロダンサーになる為に努力し続けます。

KONAMI J.B.STARでの思い出
世界大会で、1番高い表彰台に登った時の景色は一生忘れません。
人生の中で、1番泣いて、笑って、、、。
「ここまで来ることができた。」という喜び、今まで経験したことのない達成感を味わうことができました。みんなの心が1つになる瞬間を感じることができました。
その時、どんなに困難で、高い壁が立ちはだかろうとも、諦めず努力することができれば、最後には報われる、乗り越えることができると確信しました。
ダンスができる環境を作ってくれた、支えてくれた方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。

KONAMI J.B.STARで学んだこと
諦めない心、ダンスだけではなくて、人としてのマナーや挨拶。
TACコーチ、水野コーチには、全てにおいて、たくさんご指導していただきました。
また、KONAMI J.B.STARで出会えたメンバーのみんなにも、たくさん教えてもらいました。
今では、自信をもって言えるくらい、自分の芯を持てるようになれたと思います。

卒業生として、今のKONAMI J.B.STARに伝えたいこと
KONAMI J.B.STAR!BIG LOVE!


丸山 楓薫(まるやま ふうか)
生年月日:2000年11月24日
KONAMI J.B.STAR 6期生

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    KONAMI J.B.STAR在籍時
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    現在
KONAMI J.B.STAR卒業後のいま
現在は、船橋芝山高校を卒業し、千葉工業大学でデザインの勉強をしています。
千葉工業大学では、ダンスサークルに所属し、ロックダンスを楽しく踊っています。
また、KONAMI J.B.STARの卒業生の一部のメンバーで「wood pecker」というダンスチームを組んで、活動しています。KONAMI J.B.STARでの活動を通して、苦手だった人前で話すことも克服することができました。

私の将来の夢
具体的な夢は、今はありませんが、ダンスは将来的にも続けていきたいです。
今、学んでいるデザインを活かした仕事に就いて、趣味として、楽しみながらダンスを続けていくのが今の目標です。

KONAMI J.B.STARでの思い出
1番を決めるのは難しいですが、初めて世界大会の決勝でパフォーマンスをした時のことは忘れられません。数えきれないほどいる観客が、私たちのパフォーマンスを見て、ものすごく歓声を上げていました。あの時の表彰台での景色と歓声は、今でも鮮明に覚えています。

KONAMI J.B.STARで学んだこと
チーム内で自分がどう行動するべきか、考えることを学びました。
ジュニア時代のリーダーとしての行動と、バーシティ時代のメンバーとしての行動は、それぞれ違っていて、自分の立場を理解した上で、何をするべきかを考えることはとても重要ということを気づかせてくれました。
これは、グループとして行動するには欠かせないことで、大学の授業やサークルでも生かされています。他にもたくさん学んだことはありますが、どれも今の生活に役立っているなと感じています。

卒業生として、今のKONAMI J.B.STARに伝えたいこと
今のKONAMI J.B.STARのメンバーは、ダンスに対する情熱をものすごく感じています。
チームとしても、個人としても向上心が高く、作品を見て鳥肌が立つほど感動しています。
かっこいいし、礼儀も正しくて、何も言うことがないくらい、私が尊敬しています、、、(笑)
時代とともに、KONAMI J.B.STARも形は変わっていくと思いますが、これからもこのチームに所属していることに誇りをもって頑張ってほしいです。応援しています!


財津 吉輝(ざいつ よしき)
生年月日:2000年8月11日
KONAMI J.B.STAR 8期生(6期 候補生)

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    KONAMI J.B.STAR在籍時
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    現在
KONAMI J.B.STAR卒業後のいま
中学校を卒業すると同時にKONAMI J.B.STARを卒業して、父親の転勤の都合でアメリカ・テキサス州ヒューストンの高校に進学しました。現地の高校に通いながら、外部のスタジオでダンスを続け、Body Rock Juniorや、World of Dance といった大会に出場しました。高校卒業後、帰国し、慶應義塾大学に進学しました。また、KONAMI J.B.STAR時代にお世話になったTACコーチの元で、ダンススクールのインストラクターとして、レッスンをしています。
今年4月に行われた日本大会(ALL JAPAN HIPHOP CHAMPIONSHIP2021)では、中学生チームPARTY JUMBO!の振付、コーチとして参加しました。ダンスを習う立場から教える立場になり、様々な難しさを経験しながらも、生徒たちが楽しんで踊っている姿を糧にして日々頑張っています。

私の将来の夢
正直、今は、なにも決まっていません。(笑)
ただ、今は、目の前にあるやるべきことに全力で取り組みたいと思っています。
大学での勉強やサークル活動、ダンスのインストラクターとしての活動など、新しく始まった挑戦が自分の目の前にたくさんあります。それら全てに全力投球し、とにかく行動を起こし続けることで、目指したい自分の姿が少しずつ見えてくるのではないかと思います。

KONAMI J.B.STARでの思い出
KONAMI J.B.STARでは、ダンスと平行して、音源の管理や自主練習の場所取りなどの仕事も担っていました。そのお礼として、メンバーがサプライズで、お菓子がパンパンに入った紙袋をプレゼントしてくれた時、嬉しくて泣いてしまったことを今でも覚えています。
数少ない男子メンバーということもあり、チームに馴染むまではとても苦労しましたが、多くの時間をメンバーと共にし、強い絆を築くことができたと感じています。未熟な私に対して、たくさんのご指導いただき、一緒に切磋琢磨したメンバーのおかげで、自信をもって人前で踊る事ができるダンサーに成長する事ができました。

KONAMI J.B.STARで学んだこと
日々の練習や数々の本番を経験し、精神的な部分を大きく鍛えられたと感じています。
2人での組技が上手くいかない時、ペアの相手が何度も「絶対できるよ!」と声をかけてくれたおかげで、最後までやり通すことが出来ました。また、本番前の緊張する場面でも、「弱音は絶対に吐かない。」と、自分に言い聞かせて、メンバーと励ましあうことで、プレッシャーに負けない心の強さを手に入れることができました。KONAMI J.B.STARで、世界の舞台で戦った経験は、どんな場面でも堂々と自分の力を発揮できる強さを与えてくれたと感じています。

卒業生として、今のKONAMI J.B.STARに伝えたいこと
KONAMI J.B.STARでは、努力すること、勝負することの本当の意味を教えてくれます。
ここで培った強さは、今後、どのような場所に行っても揺らぐことなく、みんなを支えてくれることでしょう。KONAMI J.B.STARとしての誇りをもって、堂々と自分たちの実力を見せつけることができる人であってほしいなと思います。
最後に、おせっかいな先輩だけど、これからもよろしくね!!

          
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瀧澤 萌優(たきざわ もゆ)

いつも明るいKONAMI J.B.STARの新リーダー。
2015年よりKONAMI J.B.STARで活動。姉の瑠夏(るか)とともに日々ダンスに向き合う。
ダンス歴は小1から。得意技は側宙。将来の夢は学校の先生。好きな食べ物は小籠包、たこ。

ニックネームは、もっちゃん
身長155cm、血液型A型

KONAMI J.B.STARについて

コナミスポーツクラブのダンススクール「ダンシングスターズ」の中でも全体の約1%しか入ることのできない、選抜チームです。なお、過去2010年と2014年にHIPHOPダンス大会で、世界チャンピオンに輝くなど、日本でも屈指の演技力を持つダンスチームです。

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