スイング計測器ではどこを見ればいい?飛距離アップのカギ|初心者ゴルフガイド

2016.7.25.mon
icon_cat ゴルフのコラム

スイング計測器ではどこを見ればいい?飛距離アップのカギ

みなさん、自分のスイングをどこまで客観的に理解していますか?ゴルフ上達のカギとして、自分のスイングの、ヘッドスピード、ボールの初速、ミート率など、データとして把握しておくことが大切です。最近では、スイング計測器が手頃な価格で入手できるようになり、、これらを利用するのもひとつの方法です。

みなさん、自分のスイングをどこまで客観的に理解していますか?ゴルフ上達のカギとして、自分のスイングの、ヘッドスピード、ボールの初速、ミート率など、データとして把握しておくことが大切です。最近では、スイング計測器が手頃な価格で入手できるようになり、、これらを利用するのもひとつの方法です。

スイング計測器って何?

スイング計測器は、ボールの飛球線後方に置くだけで簡単に使えるものが多く、これを使えば、ヘッドスピード、ボールの初速、ミート率、推定飛距離(ボール初速とミート率を掛けたもの)などが計測できます。

価格も標準で3万円以内のものや、最近では1万円以下のものも増えています。大きさもスマホ程度で手軽に持ち運べます。当然、練習場に持ち込んで、自分のスイングを計測するのに使いたいですよね。

ドライバーなど遠くへ飛ばすクラブの計測だけでなく、アプローチなどヘッドスピードの遅いクラブでの計測にも対応する機種も増えていて、様々な練習に活用できそうです。

飛距離のカギはミート率

実際に購入して計測してみると、飛距離アップを念頭に、どうしてもヘッドスピードの数値を見て一喜一憂しがちです。しかし残念ながら、ヘッドスピードを上げようとやみくもに振り回しても、逆にスイングを壊しかねません。地道に筋力トレーニングや体幹トレーニング、肩関節の柔軟性をアップするなどのフィジカル的な要素、正しい身体の使い方やスイングの形などの要素を組み合わせて総合的なスイングを心掛けなければヘッドスピードはそう簡単に上がらないもの。

今すぐに自分のスイングを飛躍的によくするのは、なかなか難しいものですが、効率的に飛距離を伸ばす大切な要素はミート率です。

ミート率とは、ボールの初速÷ヘッドスピードの値です。ドライバーであれば、ヘッドスピードの1.4倍以上のボール初速であれば、しっかりとスイートスポットで捉えていると判断できるそうです。ミート率の最大値は1.56倍とされていて、それを超える場合(ボール)は反発係数違反になります。

ちなみに、タイガーウッズのドライバーショットは、ヘッドスピード57m/s、ボール初速86m/s、ミート率は1.50だそうです。

数値が甘めにでる場合があるので、あくまで参考として

ここでひとつ注意ですが、ユーザーをがっかりさせないためにスイング計測器には甘めの数値が設定されている場合があるようです。ある期間で自分自身のデータに変化があるかないか、またクラブごとにバラツキがないかどうか、そうしたチェック用に使うのが賢い使い方といえそうです。

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