【うちの子は積極的にボールに絡めない・・・】そんな悩みありませんか？
「なぜうちの子は積極的にボールに絡めないの？」と思う方必見です。
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皆さん、こんにちは。コナミスポーツクラブ サッカースクールのボスコーチです。 今回は保護者の方からよくある質問から抜粋してお話します。 よくある質問をシリーズ化していけたらいいなと思っていますので、ぜひ読んでみてください。 「なぜうちの子は積極的にボールに絡めないの？」と思ったことのあるお父さん、お母さんがいるのではないでしょうか。 実際にこの悩みを抱えた、保護者からの相談も多く、私自身もこの問題と長く向き合ってきました。 ガツガツボールにいく子どもが羨ましい、うちの子も積極的にいってほしい。そう思っているのではないでしょうか？ しかし、心配しないで良いと思います。 結論から言えば、最終的には全てのお子さまが積極的にボールに絡めるようになります。 時期は個々にそれぞれ異なりますが、積極的でない時期でも、その期間に得ているものはあります。焦らずに、子どものペースで少しずつ積極的にいけるようにサポートしていきましょう。
目次
積極的にいけない子どもは慎重派
積極的にいけない子どもは慎重派でよく考えて行動することが多いようです。特に低学年の時期は試合中ボールに密集しており、そこに突っ込んでボールをコントロールすることは大人でも難しいです。子どもながらに、「今の自分の技術ではボールが取れなさそう」「抜け出すのは難しそう」「ここで待っている方がボールをコントロールしてドリブルできそう」など状況を把握しているのです。
自分を客観視できるからこそ、強く自信を持てないことも事実です。特に子どもの頃は上手な子と比べてしまい、どうしてもできないことに目が向きがちになってしまいます。
しかしながら、自分の能力を客観視し、判断できることは良いことです。
ただ待っているわけではなく、隙を見たりや、観察しているのかもしれません。
焦らず積極的になるためのサポートを
１つ目は、サッカーへの理解を深めること、確かな技術の習得が必要不可欠です。それにより、自信がつき、ボールに絡める回数が少しずつ増えていきます。性格は簡単に変えることはできません。だからこそ、ボールを触る回数を増やすこと、サッカーの試合を見ることが大切です。
２つ目は、積極的に絡めるようになることを焦らないことです。
この質問を受ける際、子どもより大人の方が焦っているケースが多いです。私自身も焦ってしまい、「ガンガンいこう」と言ってしまった経験があります。
子どもと大人の時間軸は違います。子どもは常に新しい体験で、その時間を自分なりにかみ砕いて過ごしています。焦らずに、少しずつできることを増やし、自信をつけていきましょう。
サッカーはミスをするスポーツです。失敗より成功に目を向け、子どもの「できた！」にスポットを当て、褒めてあげましょう！
サッカースクールで取り組んでいること
順序があるリストの作成
- 勝ち負けをつける
勝ち負けやルールをしっかり教えることで、「負けたくない！」という気持ちが子どもの積極性を促します。また、負けた時、「次は頑張ろう」という気持ちを育むことも大切で、相手を思いやる気持ちを養います。 - 個人技術習得は他と比べない
技術の習得ペースは人それぞれです。ドリブル・リフティング練習においては他と比べることなく自身の上達を伝えながらできることを増やしていきます。毎月4週目に実施をしているテストもその１つです。 - 少人数での対人練習
試合では人数が多く、積極的に行けない子どもも、1対1や2対2など少ない人数での対人練習では以外に積極的になるものです。それは、子どもが自分の技術が発揮しやすい環境だと理解していることや、人数が少ないため、責任感が芽生えやすいことも理由の１つです。 - 褒める型指導
サッカーというスポーツは、理解を深めるほど失敗やできていないことに目を向けがちです。しかし、サッカーでミスすることは当たり前です。
「できた！」に対してはもちろんですが、失敗をしてもチャレンジした姿勢を褒めることを必ず行います。それにより、子どもの集中力持続を促し、技術向上や取り組む姿勢改善、やる気向上が期待できます。
まとめ
今回、質問を多く頂く内容から抜粋してお話しました。
サッカー技術に関係する質問はもちろんですが、社会性や協調性、性格などに関係する質問もお待ちしています。日頃、悩んでいることや思っていることは、ぜひコーチにご相談ください。コーチ自身も同じような経験をしていることもあります。
質問をもらえることはコーチにとって嬉しいことです。テンションが上がって、スクール中いつもより、声が大きくなってしまうかも・・・(笑)
