ゴルフスイングの基本。ゴルフ初心者が気をつけるべき3つのポイント|初心者ゴルフガイド

2015.10.26.mon
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ゴルフスイングの基本。ゴルフ初心者が気をつけるべき3つのポイント

ゴルフのスイングは、なかなか自己流の練習だけでは、正しいスイングを身につけるのは難しいものです。知らず知らずのうちに悪いスイングのままフォームが固まってしまうこともあります。今回は、初心者の方が陥りやすいゴルフスイングのミスと、その対処法をご紹介します。

ゴルフのスイングは、なかなか自己流の練習だけでは、正しいスイングを身につけるのは難しいものです。知らず知らずのうちに悪いスイングのままフォームが固まってしまうこともあります。今回は、初心者の方が陥りやすいゴルフスイングのミスと、その対処法をご紹介します。

カラダを使えていない「手打ち」

まず、初心者のゴルフスイングに多いミスが、ボールを当てようとしすぎるあまり、手だけで打ちにいってしまう、いわゆる「手打ち」です。
ゴルフスイングで大事なのは、手や腕だけでなく、腰や肩などカラダ全体をしっかり回して打つことです。
手先だけで打とうとすると、クラブを振るスピードに限界があるのでボールを遠くに飛ばすことができません。
また「手打ち」になると、クラブを毎回同じように動かすことが難しくなり、球筋も安定しにくくなります。
カラダ全体で大きくゆったり振ったほうが、リズムよく振れて、同じスイングを再現しやすくなるのです。
そしてもうひとつ大事なのが、最後までしっかり振り抜くことです。
「手打ち」だと、ボールを当てるだけで終わってしまい、ボールを強く押し出すことができません。
これだとボールは飛ばず、しかも曲がりやすくなります。
ボールに当たる前にクラブスピードが最速になるように意識したスイングで、打ったあともしっかりカラダを回して振り抜くようにしましょう。

頭が上がるのが早い「ヘッドアップ」

初心者に限らず、ゴルファー全般に多いスイングのミスが「ヘッドアップ」です。
つまり、ボールを打つ前に頭が上がってしまうことです。上手な人のスイングを見ると、必ずと言っていいほどボールを打つ瞬間は、頭がしっかりと残っています。
頭が早く上がってしまうとカラダが開いてしまい、クラブのフェースも開いてしまいます。
つまり、スイングでボールにインパクトする瞬間にフェース面が右を向いて当たるということです。
当然、ボールは右に飛んでしまいます。初心者の方が、「スライス」になることが多い理由のひとつです。
スイングのときは、ボールのゆくえは気にせず、ボールを打ったあともボールのあったところを見つめ続けるぐらいの意識でスイングしましょう。

左に振り抜く「カット軌道」

初心者の方が、スイングで「スライス」になるミスを避けようとしてもっと「スライス」がひどくなってしまうケースが、「カット軌道」です。
「カット軌道」とは、卓球のラケットでボールを切るようにして回転をかける打ち方のように、クラブヘッドをボールと目標を結んだ直線「ターゲットライン」に対して、外側から内側に動かしてしまうことでボールにスライス回転がかかる打ち方のことです。
「スライス」ばかりが続くと、無意識のうちにボールを左に飛ばそうとしてクラブを無理やり左方向に振り抜いていきます。
これによって「カット軌道」になり、結果としてスライスがさらにひどくなってしまうのです。
ボールに当たる時にクラブのフェースが開かないようにスイングすれば、ボールが「スライス」になることはありません。
まずは、腰から腰の高さぐらいの小さなスイングで、フェース面を真っすぐにし、クラブヘッドを「ターゲットライン」に対して、内側から内側に動かしてスイングできるように練習をし、ボールが真っすぐ飛ぶようになったら少しずつスイングを大きくしていくようにすると良いでしょう。
こうしたゴルフスイングのミスは、なかなか一人で練習を繰り返していても気付けないものです。
正しいフォームで正しいスイングを手に入れたいのなら、ゴルフスクールでのレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。
きっと、どのようなポイントに気をつけながら練習すればよいのかわかるようになると思います。

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