マスターしよう!バンカーショットの基本|初心者ゴルフガイド

2015.12.21.mon
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マスターしよう!バンカーショットの基本

グリーン脇にぽっかりと口をあけたガードバンカー…。「気になるなあ、嫌だなあ」と思うときに限って、見事に吸い込まれていく…。そんな経験はありませんか?でも、もう大丈夫です。これからお伝えすることを参考にバンカーショットの不安を取り除きましょう。

グリーン脇にぽっかりと口をあけたガードバンカー…。「気になるなあ、嫌だなあ」と思うときに限って、見事に吸い込まれていく…。そんな経験はありませんか?でも、もう大丈夫です。これからお伝えすることを参考にバンカーショットの不安を取り除きましょう。

まず砂の状態を確認しましょう

サラサラした乾いた砂なのか、雨の後の湿った重い砂なのか、それによって作戦が変わります。クラブで確認することはルール違反なので、見た目と靴底の感覚で砂の状況を判断してください。乾いた砂の状況であれば通常のバンカーショットを使います。一方重い砂の場合は、通常のバンカーショットでは、ボールが飛ばず、より力強く砂を叩く必要がありますが、トップしてホームランが出る可能性もあり少し厄介です。

目標に対してオープンスタンスで

バンカーショットは、まず、クラブの向きを確認します。サンドウェッジを使いフェースの向きを目標に対してやや開いた(右を向けた)状態にして使います。次にスタンスの向きを確認します。スタンスはピン(目標)に対して左を向きます。これは、クラブを振りぬきやすくするためです。

上から砂を叩くつもりで

多くの初心者は、バンカーからボールをすくい出そうとして失敗します。まるで、金魚すくいのようにクラブを持ち上げてしまうのです。
バンカーショットは、直接ボールを打つのではなく、ボールの後ろの砂めがけてクラブを入れて振りぬき、ボールと砂を一緒に飛ばします。サンドウェッジのソールにはバンスと呼ばれる張り出しがあり、それが抵抗になり、クラブが砂に潜りこみにくくなります。このショットは、砂を爆発させてボールをはじき出すように見えることから、“エクスプロージョンショット”といいます。
とにかく、このポイントさえつかめれば、バンカーへの苦手意識はだいぶ少なくなるはずです。

目玉のときは…

『目玉』とは、ボールが砂の中に埋まった状態をいい、残念ながら、目玉はプロでも苦労します。この場合、砂を爆発させる“エクスプロージョンショット”は使えません。ボールが砂の中に埋まった状態では、サンドウェッジ特有のバンスが、かえって邪魔になり、クラブヘッドが砂の中にもぐりこまず、打ち出すことができません。砂の中に埋まったボールをはじき出すために、エクスプロージョンとは逆に、フェースをかぶせ、ボールの後ろに向けてクラブヘッドを深く砂の中へ入れて、振りぬかない方法でショットすることが多いです。ボールも止まりにくくなるので、寄せはあきらめて、脱出優先で考えましょう。

極力、落ち着きましょう

ゴルフは、『メンタルスポーツ』といわれるほど、メンタルが重要なスポーツです。根拠の無い自信でもよいので、苦手意識を払拭すること!を心がけましょう。通常のバンカーショットは、ボールが全部見えている分だけ、グリーンまわりの深いラフより本当はラクなのだということを忘れないでください。
バンカーの苦手意識は、経験が少ないことから不安になり、実践で失敗することから生まれます。最近は、練習場にバンカーの練習場所を併設している施設も増えてきているようです。バンカーの苦手意識を自信に変えるために、それらを活用し実践してみることをオススメします。でも公園など公共の砂場ではくれぐれも練習しないでくださいね!

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