楽しみながら上達するアプローチ練習法|初心者ゴルフガイド

2016.3.28.mon
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楽しみながら上達するアプローチ練習法

スコアメイクにアプローチショットが大切なのは理解していても、練習となるとついドライバーを持ってしまう…という方も多いでしょう。そこで今回は楽しみながらできるアプローチの練習法をご紹介します。

スコアメイクにアプローチショットが大切なのは理解していても、練習となるとついドライバーを持ってしまう…という方も多いでしょう。そこで、今回は楽しみながらできるアプローチの練習法をご紹介します。

自宅での練習はゲーム性をもたせる

パターマットでのパター練習の合間に、アイアンを使った転がしの練習もしてみましょう。パターの代わりにアイアンを使うだけです。
振り子のようにアイアンを使い、ボールを芯で捉えて転がす感覚を身につけましょう。何球か連続でカップインしたらパターと交代など、ゲーム性のある「マイルール」を作るといいかもしれません。
実際のコースよりは短い距離ですが、方向性を高めるなどランニングアプローチのための練習になります。

打ちっぱなしでの練習では連続で打たないこと

まず、練習場ではウォーミングアップも兼ねて、サンドウェッジのハーフショットの素振りから始めましょう。手首が右腰から左腰ぐらいまでの振り幅で、狭いスタンス、左足体重でゆっくりとスイング。そしてアドレスからしっかりと狙いを定めて30-50ヤード付近の目標物を設定してボールを打ちましょう。
もし、狙いが外れたら素振りからやり直しです。連続してボールを打つのはコースの実際の状況と違うので、おすすめしません。狙いを定めて、1球の集中力を高めるようにしましょう。
こうしてウォーミングアップが済んだら、長いクラブでのショット練習を行い、その合間に、今度は9番以下の好きなクラブで100ヤード以下の距離を前述のように1球ごとに狙いを定めて打ってみましょう。
狙い通りのボールが出たら次はドライバーを振ってもいいルールにするなど、ゲーム感覚で集中力を高められるよう工夫するといいですよ。
練習場ではクラブごとのだいたいのキャリーを把握します。9番アイアンでキャリーとランの比率は1対2、ピッチングやアプローチウェッジで1対1、サンドウェッジで2対1程度が基準です。
また、ロブショットは振り幅が大きいので、打ちっぱなしでないと練習できません。10-20ヤード程度の近い目標に、どれだけ大きい振り幅で落とせるかに挑戦してみましょう。
できれば、アプローチは誰か仲間と練習場に行き、目標を狙って競い合うと楽しく練習できると思います。

クラブを使わない練習も

椅子の背もたれなどにタオルを垂らし、その後ろでアプローチのアドレスをします。右腰から左腰までのシャドースイングをして、タオルに触れなければ手が体の近くを通っているのでOK。
タオルに触れるときは手が浮いている証拠。ボールが左右に飛んでしまうシャンクなど、ミスの原因になります。
また、タオルを両脇に挟んだシャドースイングも効果的です。体と腕の一体感を常に意識することが、アプローチのミスを減らすことにつながります。
これらはいつでもできるので、オフィスでの休憩時間などでも気軽に取り入れられます。

いかがでしたか。地味になりがちなアプローチの練習も、ちょっとした工夫をすることで、楽しく練習できるようになります。
ゲーム感覚で、楽しみながら練習をして、確かなアプローチショットを身につけましょう。

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