スイングが安定しないあなたへ-安定したスイングを手に入れる6つのポイント-|初心者ゴルフガイド

2016.3.28.mon
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スイングが安定しないあなたへ-安定したスイングを手に入れる6つのポイント-

ショットのたびにスライスしてしまったり、トップしたり、ダフッたりなど、スイングがイマイチ安定しないのが初心者にとって最初の悩みだと思います。ここでは安定したスイングを手に入れるためのポイントを、6つに分けてご紹介します。

ショットのたびにスライスしてしまったり、トップしたり、ダフッたりなど、スイングがイマイチ安定しないのが初心者にとって最初の悩みだと思います。ここでは安定したスイングを手に入れるためのポイントを、6つに分けてご紹介します。

頭の位置、体幹、力加減は、安定したスイングの肝に

●体幹(カラダが流れる前後左右)
身体の軸になる体幹が弱いと、スイング時の遠心力や地形のうねりなどに釣られてしまい、結果、スイングが不安定になりやすいです。
腹筋や背筋、スクワットなどで体幹を鍛えることで、スイングを安定させることができます。

●軸(頭の位置・目線)
ゴルフスイングの注意点でもっともよく言われることに『打ち終わるまでボールから目を離さずに』というものがありますが、このアドバイスはある効果を狙っています。
ボールを見ること事態が重要なのではなく、ボールから目を離さないように心がけることで頭の動きを抑えようとしているのです。
そうすることでスイング軸がぶれないようになります。
あまりボールを凝視しすぎてしまうと、身体に余計な力が入ってしまったり、身体のスムーズな動きを妨げてしまうなど弊害があるので、ボールをぼんやり見るくらいの加減でやってみましょう。

●力み(握り)
ゴルフクラブを握る力によって、スイングが不安定になることも。力みすぎてしまうと、スムーズなスイングを邪魔してしまうだけでなく、ヘッドスピードも落としてしまう原因となります。
よく『小鳥を両手で持つようにしてゴルフクラブを握る』という表現をされることがありますが、そのくらい優しい握り加減が重要といえます。

スイング時のリズムやテンポを整えることでスイングが安定します

●リズム(スイングの強弱)
スイング時の力の強弱やスイングスピードも、スイングを安定させるのに重要な項目のひとつです。
特にバックスイングは、その後のショットへの影響が大きいので注意が必要。ゴルフに慣れていない初心者の場合、力まずにゆっくり丁寧にクラブを振り始めることで、スイングを安定させる効果があります。

●テンポ(スイングにかける時間のばらつき)
昔、流行ったゴルフ漫画で、スイング中の掛け声で『チャー・シュー・メン!!』というものがありましたが、スイング時のテンポを常日頃から一定にすることは、スイングを安定させるためにも重要と言えます。
ちなみに、テンポに正しいや間違いはなく、人それぞれで合う/合わないがあります。例えば『チャー・シュー!!』でショットするとしっくり来る人もいれば『チャー・シュー・と・メーン!!』というテンポがぴったりという人もいるでしょう。自分の好きな言葉や、テンポのとりかたで問題ありません。普段の練習時に、どんなテンポが合うのかを確認しておき、実際のプレイ時でも同じテンポで打てるように心がけましょう。

最近注目の「ルーティン」にもスイングを安定させる効果が

●ルーティン
アドレスする前に、予め、決めた行動や所作を行うことをルーティンといいます。野球やラグビーなど、様々なスポーツで高いパフォーマンスを見せるということから注目を集めているので、ご存知の方も多いでしょう。
たとえば、ボールの真後ろから打ちたい方向を確認→身体の向きを90度回し1回だけ素振り→ボールにアドレスをしたら左方向をきちんと確認→テークバック…というような一連の流れを決めてしまうことです。
普段の練習時から、自分なりのルーティンを決めておき、1球打つごとに必ず同じリズムでルーティンを繰り返すなど、身体に染み込ませるように心がけましょう。

いかがでしたか。6つのポイントを普段の練習から意識しておくことで、安定したショットを手に入れましょう。

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