知っておくとゴルフをもっと楽しめる!ゴルフの球筋9種類をご紹介|初心者ゴルフガイド

2015.07.13.mon
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知っておくとゴルフをもっと楽しめる!ゴルフの球筋9種類をご紹介

ボールが打ち出される方向や曲がり方により、9種類の球筋があることをご存知でしょうか? ここでは、右利きの方のスイングを前提に、9つの球筋について紹介していきます。

ボールが打ち出される方向や曲がり方により、9種類の球筋があることをご存知でしょうか? ここでは、右利きの方のスイングを前提に、9つの球筋について紹介していきます。
専門用語とあわせて、どんな球種なのかを確認していきましょう。

※以下の形式にて紹介していきます。
【球種名】(スイングやボールの当て方)
球種の説明文

ボールが打ち出される方向

まずは「どの方向にボールが打ち出されるか?」という視点で、いくつかの球種に分かれています。

【ストレート】(イントゥイン軌道)
最も分かりやすいのがストレートボールです。これは、ゴルフクラブを真っ直ぐ振ることが出来ている時(=イントゥイン軌道)の球筋です。

【プッシュ】(インサイドアウト軌道)
ストレートに対して、ボールが右方向に打ち出される状態のことをプッシュといいます。これは、ゴルフクラブが身体に近い側からボールにぶつかり、身体から離れるようなスイングの時(=インサイドアウト軌道)の球筋です。

【プル】(アウトサイドイン軌道)
ストレートに対して、ボールが左方向に打ち出される状態のことをプルといいます。これは、ゴルフクラブが身体から遠い側からボールにぶつかり、身体に近づくようなスイングの時(=アウトサイドイン軌道)の球筋です。

ボールの曲がり方

続いては、ボールの曲がり方についてです。野球の変化球、ボーリングのスピン、テニスや卓球のカットと同じく、ボールが打ち出された後、しばらくして曲がっていく方向によっていくつかの球種に分かれます。

【ストレート】(スクエア)
曲がることなく真っ直ぐ飛んでいくボールをストレートといいます。これは、ボールとクラブがぶつかる際に、クラブフェースが真っ直ぐヒットした場合(=スクエア)の球筋です。

【スライス】(オープン)
ストレートに対して、右の方向に曲がっていくボールをスライスといいます。スライスは、ボールとクラブがぶつかる際に、クラブフェースが右を向いた状態(=開いた状態/オープン)でヒットした時の球筋です。スライスの特徴として、球が高く上がりやすいほか、飛距離が比較的控えめになったり、スピンの掛かり方の関係で、着地後に止まりやすかったりといった特徴が挙げられます。

【フック】(クローズ)
ストレートに対して、左の方向に曲がっていくボールをフックといいます。フックは、ボールとクラブがぶつかる際に、クラブフェースが左を向いた状態(=閉じた状態/クローズ)でヒットした時の球筋です。フックの特徴として、飛距離が出やすいほか、着地後に球が転がりやすいといった特徴が挙げられます。

前半で説明したストレート、プッシュ、プルの3方向のそれぞれに、後半で説明したストレート、スライス、フックの各組み合わせで、全9種類の球筋が出来上がります。

なお、別の球筋の呼び名として、右に程よく曲がる球筋を【フェード】、反対に左に程よく曲がる球筋を【ドロー】と呼ぶことがあります。特にストレートスライスやプルスライスをフェードし、ストレートフックやプッシュフックをドローと呼びます。

また、右に飛び出し右に曲がる【プッシュスライス】や、反対に左に引っ掛けてさらに左に曲がる【プルフック(チーピンともいう)】は明らかなミスショットです。

全9種類の球筋を理解して、これらの打ち方をそれぞれマスターするには時間がかかるかもしれませんが、まずは名前と種類を覚えておくとゴルフをより一層楽しめるはずです。ぜひ一つずつ動きを確認しながら、覚えていってみてください。

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