自分に合ったパターを決めるポイント|初心者ゴルフガイド

2016.6.27.mon
icon_cat ゴルフ上達のコツ

自分に合ったパターを決めるポイント

ゴルフを始めてしばらくすると、ドライバーのスライスや、アプローチでのミスショットと並んでプレイヤーを悩ませることがあります。それがパターです。順調に各ホール平均2パットで回れればいいのですが、3パットや4パットを量産し始めると『今使っているパター、ホントに合っているのかな?』と疑問に思えてくることでしょう。そこで今回は、自分に合ったパターを決めるポイントをいくつかご紹介したいと思います。

ゴルフを始めてしばらくすると、ドライバーのスライスや、アプローチでのミスショットと並んでプレイヤーを悩ませることがあります。それがパターです。順調に各ホール平均2パットで回れればいいのですが、3パットや4パットを量産し始めると『今使っているパター、ホントに合っているのかな?』と疑問に思えてくることでしょう。そこで今回は、自分に合ったパターを決めるポイントをいくつかご紹介したいと思います。

ストロークに合ったヘッド形状

どういったストロークをしているかで、自分に合うヘッドと合わないヘッドがあります。大きく分けると、『真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つスタイル』なのか『イントゥインのストロークで打つスタイル』なのかです。

真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つスタイルの人は、マレットやネオマレット(大型マレット)と呼ばれる、大きいヘッドが特徴のイマドキなデザインのパターが合う傾向にあります。反対にイントゥインのストロークで打つスタイルの人は、ピンタイプ(ブレードタイプ)やL字タイプが合うでしょう。なお、ストロークがどちらのスタイルなのかは自分では判断しにくいと思うので、上級者の方やゴルフショップの店員さんなどに見てもらいましょう。

シャフトの長さを再検討してみる

パターのシャフトは長さに大きく差があり、中尺や長尺を除く一般的なカタログモデルだと32~36インチまでがラインアップされています。身長や腕の長さ、アドレスの仕方やクセなどで選ぶべきサイズも大きく変わってきます。目安としては、自然にパッティングできるようにアドレスをした際に、目の下にボールが来る程度の長さのシャフトを選ぶといいでしょう。

なお参考までに、シャフトが長いパターほどヘッドの重さを感じやすくなり、反対に短いパターほど操作性が向上します。気に入ったモデルが見つかった際は、同一モデルのシャフトの長さ違いを試打をすることは非常に重要です。

ネックの有無や長さでも特徴が変わる

ヘッドとシャフトの接続部の形状でも、性能が大きく変わります。ピンタイプなどに多く見られる、ヘッド側の素材が細長く上方向に伸び、クランクした形状の上にシャフトが接続されているものを『クランクネック』といいます。この部分の長さが長いモデルほど真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つスタイルの人に向く性能に近づくのですが、ヘッドの重心が高くなるので、ボールをしっかりとパッティングするためにはなるべく低い位置でスイングする必要があります。

そのためパッティングでダフリのクセがある方は、クランクネックの短いモデルや、ヘッドに直接シャフトが刺さっているモデルを選び、芝から若干浮かせた状態でストロークするとダフリにくくなります。

買ったままではなくフィッティングも重要

パッティング時のアドレスやストロークのクセ、体型や腕の長さ、さらには好みなどにより、店頭で売られているパターや愛用中のパターが、必ずしも自分にピッタリということはむしろ希です。理想論としては、お気に入りのパターを見つけたら、自分に合うようにフィッティングしてもらうことをお勧めします。

具体的には、アドレスした時のシャフトの向き(ライ角やハンドファーストの度合いなど)、シャフトの長さ、パターの重量などです。

興味のある方は一度、プロのインストラクターやフィッターが在籍するゴルフショップなどで相談してみるといいでしょう。

icon_relation 関連記事