ゴルフの基本、正しいアドレスとは|初心者ゴルフガイド

2015.08.24.mon
icon_cat ゴルフ上達のコツ

ゴルフの基本、正しいアドレスとは

ゴルフは、目標を狙ってショットをします。いくらナイスショットをしても、ボールの飛び出す方向が目標とズレていては意味がありません。しっかりと目標に向かって打ち出す構えになっているかどうかが大切です。ここでは正しいアドレス(セットアップ)の手順をご説明します。

ゴルフは、目標を狙ってショットをします。いくらナイスショットをしても、ボールの飛び出す方向が目標とズレていては意味がありません。しっかりと目標に向かって打ち出す構えになっているかどうかが大切です。ここでは正しいアドレス(セットアップ)の手順をご説明します。
専門用語とあわせて、どんな球種なのかを確認していきましょう。

必ず打ち出したい方向を設定する

まず、ボールの後ろから打ち出したい方向を向いて立ち、その位置からボールの前方をたどり落ち葉など何か目印となるものを見つけてください。自分で目印を置いたりして打つとルール違反なので注意。決めた目印を見定めたら、ボールと目印を結んだ線に対して、スタンスを平行に構え、そのスタンスに対して、両膝、両肩のラインもすべて平行しましょう。ボールは両肩のライン方向に打ち出されるので、スクエア(真っ直ぐ)なセットアップが大切です。

初めのうちは、スタンスのラインが、実際の打ち出したい方向よりも左側を向いている気がすると思います。この錯覚によって、実際のコースではつい打ち出したい方向よりも右向きに構えてしまいがちになるため、練習場から意識して、この感覚のズレを修正しておいくと良いでしょう。

自然体でスッと立つこと

肩幅程度を基準に足を開いて立ち、軽く膝を曲げます。ボール位置は使用クラブやボールの状態によっても変わりますが、基本としては、左足かかとの線上から両足真ん中の範囲で、しっくりくる場所を探してください。前傾姿勢は背中を丸めるのではなく、腰からおじぎのように折ります。腕は前傾した肩の位置から、重力に任せ自然に下ろしてグリップし、クラブヘッドよりグリップが前に来るハンドファーストにします。あまりボールを凝視せず、首をまっすぐ伸ばした状態をキープしてください。

このときの注意点は、重心が前後左右に偏らないように、いつでもスッと次の動作に移れるような自然体で構えることです。初心者はかかとに体重がかかりやすいので、足の拇指球で重心を感じるとよいでしょう。グリップを握る位置が左右の手で違うので、肩の高さだけが違う(利き腕側が低い)イメージです。

練習場で、打ち方のクセ(ボールの曲がり方)を把握しておく

ボールを打つときの構えがスクエアでも、打ち方のクセによってプッシュやプル、スライス、フックなどが出ると思います。自分の打ち方のクセを把握し、どのようなボールの曲がり方をするのかを確認し、実際の目標よりどれくらい左右に打ち出すのかを調整して覚えておきましょう。

実際にラウンドをしている中で打ち方を修正するのはとても困難です。持ち球の状態を把握した上で、あくまで狙うべき目標に対してスクエアに構えるということを守ってアドレスをとるようにしましょう。

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